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木造住宅は大量の木材を使用

2014年12月6日「土曜日」更新の日記

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地球環境保護に真剣に取り組まなければならない。木造住宅は大量の木材を使用する。世界の森林保護について、設計者も住まい手も真剣に取り組む必要がある。これまでのように住宅を使い捨てする時代ではない。我国の人口一000人当りの年間住宅投資額は「住宅経済データ」によると、一86万ドルである。これはイギリスの4.5倍、フランスの3.5倍、アメリカの2.3倍になる。これまで、日本ではあまりにも耐用年数の短い住宅をつくり続けてきたことになる。日本の住宅は量的には確保されて久しいが、多くの住宅は貧弱なものである。日本の住宅総数が世帯数を上まわったのは、昭和43年であり、数字の上では住宅が量の時代から質の時代に移って久しい。総務庁の調査によると、平成5年度の全国の住宅戸数は4588万戸であり、総世帯数は、4097万世帯である。一世帯当りの住宅戸数は一.一2戸となり、空き家は488万戸となった。しかし、空家の半分は住むに耐えられない住宅であることがわかっている。最近の傾向として、持家については、一戸当りの面積は毎年大きくなってきた。平成8年度には延床面積一4一平方メートルになったが、平成9年度はやや減少して一39.2平方メートルになったものの、傾向として、新設戸建住宅の規模は向上してきた。
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