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住宅金融公庫の融資と年金融資

2015年2月16日「月曜日」更新の日記

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3800万円の建売住宅を、住宅金融公庫の融資と年金融資を利用して買うとすれば、ボーナス返済しない場合の毎月返済額は12万円強。これだと、20代後半の平均年収約500万円のうちローン返済が占める割合は29%。少し生活を切りつめれば、十分に返済は可能で、共働きなどでもう少し年収の高い世帯であれば、かなりの余裕を持って生活できるはずです。思い切って若いうちに一戸建てを、と考える人が増えるのも当然の成りゆきといえます。バブル崩壊後、わが国の住宅価格が年々低下の一途をたどっているのは問違いありません。一戸建ての価格はマンションほどには下かっていないという而はあるものの、それでもバブル間にくらべると大幅に低下しています。どのように下かってきたかは、左上のグラフにあるとおり。バブル崩壊後、時は反転の兆しを見せたものの、再び低下傾向を示しています。ここで、注日しておきたいのは、住宅価格の低下といっても、これはあくまでも平均価格にすぎないという点です。実際の住宅価格は、立地、建物や敷地面積などによって大きく左右され、ことに立地による価格の違いはきわめて大きくなります。しかも、比較的価格の安い地方にくらべて、価桁の高い大都市圈ほど、立地による価咯差が大きくなる傾向があるということです。

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