管理人はだれ！？

2015年3月7日「土曜日」更新の日記

間取り図に隠された業界の慣習を知らないと、思わぬところで損をすることになる。例えば、購入者にとって気になる広さに関しても、図面に示された数値の根拠について、きちんと理解できている人は少ないようだ。間取り図で各部屋の広さは畳の数、つまり畳数で示されている。リビングや洋賞についてもリビング何畳、洋室何畳という表記があると、購入者は各部屋の広さをイメージしやすいからだ。だが、実は、広さの日安となるはずのこの表記によって、購入者は逆に騙されているのです。和室であれば、間取り図に6畳とあるのに、まさか実際に敷ける畳が5枚というようなことはないです。ところがこれがリビングや洋室となると、まさにこのようなことが起きてしまうのだ。パンフレットの畳数裏記には、部屋として現実には使えない部分の面積も含まれているからだ。部雌の入り口付近の通路部分であるとか、部屋の内部に人きく突き出たコンクリート柱の部分なども、すべて面積に含んで何畳と記されています。そうなると、洋賞4.5畳とあるから、なんとか使いようがあるかと思えば、実際に部用として使える部分の面積が、3畳そこそこだったりすることもある。購人者は、畳数表記とは別に、自分で図面に物差しを当て、部屋の内のり寸法を確認しておかないと、それこそ引っ越してからどうにも狭いその部屋に失望することにもなりかねないのです。

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