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階段の転落事故防止

2015年3月31日「火曜日」更新の日記

2015-03-31の日記のIMAGE
木製階段にノンスリップと呼ばれる滑り止めのための部品をつけることはそう多くはないかと思いますが、滑ることが心配ならば、段板の先端のほうに滑り止めのために浅くて丸い溝を掘ってもらいましよう。階段の幅いっぱいにつける必要はありません。普通、人は附段の壁ぎわから30センチぐらいのところを通るものとされていますから、溝の両端は掃除がしやすいようになだらかに丸く仕上げてもらいます。階段の踏み外し事故というのはけっこう多いものです。さらに滑りやすいフェルト底のスリッパは使わないなどの日常生活上の注意が必要です。危険防止のために階段に手すりをつけるようにいわれていますが、普通の住宅では幅は狭いし、廻り階段など木製の手すりのつけにくい階段もあります。階段の転落事故が、手すりのあるなしによってどのくらい違うかは今のところわかりません。国民生活センターはいろいろなところに協力してもらって危害情報を集めていますが、病院からの情報では原因の一位は階段です。以降原囚は五位まで、自転車、玩具、スキー、風呂場と続き、この順位には毎年それほどの変化はなく、『階段事故は360件あり、「10歳未満」の子供に多い。危害の発生場所は「家庭内」が多く、危害部位は「頭部」「足部」「大腿、下腿」が上位を占めている。危害の内容は「擦過傷・挫傷・打撲傷」205件、「骨折」六四件、「捻挫」62件の順になっている。

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