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マンションの電気設備

2015年8月29日「土曜日」更新の日記

2015-08-29の日記のIMAGE
■将来の変化を見通して計画する: 電気設備の長期修繕計画を策定するに当たって、大切なことは、将来の変化を見通して対応することです。例えば、情報通信(CATVやパソコン通信など)や家電製品の多様化に伴う電力需要の増大にどのように対応するか。従来のように修繕という概念だけでなく、改修(修繕十改良)の概念を取り入れなければならず、電力需要増大に対応する幹線の更新や、機器の増大に対応するコンセント類の増設をするなども視野に入れることが必要となるでしょう。 ■劣化状況を継続観察: 電気設備の修繕は、あらかじめ定めた修繕項目について、設備の劣化状況を継続的に観察し、一定の修繕周期によって修繕したうえで、性能及び機能を原状に回復させるものです。 ■照明器具(共用灯・屋外灯): 階段灯や廊下灯、屋外灯は、長期使用している間に、器具本体の表面などにごみやほこりが付着し錆が発生します。 器具の表面に錆が発生すると照度が落ちて照明効率が低下し、さらに錆が進むと本体が腐食します。 とくに、海浜地域では塩風によって錆の発生が早くなりますし、また、塩害のため絶縁不良となり、漏電や感電の恐れもあるので注意が必要です。 階段灯、廊下灯、屋外灯などの修繕周期は、十~十四年が取替時期の目安とされています。なお一年に一回程度器具の清掃をし、ランプ等の取り替えを行なうよう心がけてください。

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