医療・介護施設と高専賃は違うもの
2015年11月19日「木曜日」更新の日記
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- 医療・介護施設と高専賃は違うものだ。
システムが違うから当然、入居者募集の段階で、入居条件がまるっきり異なる。
これは、入居者確保というマンション事業では最大のポイントとなる。
大半の高専賃ビジネス業者はいま、どうすれば入居者を確保できるかに苦慮している。
建物ではなく、リーシングの技術力が、その業績を決めるのである。
いい方は不遜だが、対象となるターゲット（入居者）をしっかりつかむのは、なんの商売でも同じだろう。
再び、Ａ建物管理の入居者状況に戻れば、公的年金受給者が七二％ともっとも多い層になる。
六十五歳以上の世帯における被保護世帯（生活保護を受けている世帯）は、男性一五・五％、女性二二・五％、計三八％となっており、そのうち、単身世帯が二六・九％を占める。
所得を見れば、年間二〇〇万～三〇〇万円の世帯が六〇％となっている。
ちなみに、いま日本の全高齢者世帯の毎月所得額は三〇万円未満が七〇％、一人暮らし世帯は、同二〇万円未満七〇％、同一五万円未満五〇％という数字である。
声高らかに福祉国家をめざすといっても、現実は過酷である。
しかも日本は、″世界一″の長寿国なのだ。
国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集二〇〇六」によれば、二〇一〇年の老年人口割合の国際比較で日本は、二二・五四％と世界一である。
ちなみに、日本に次いで老年人口の割合が高いのはイタリアのニー・一％、そして、ドイツの二〇・三九％、スウェーデンの一八・五六％、ギリシヤの一八・三五％、オーストリアの一八・三四％と続いている。
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