管理人はだれ！？

2016年5月20日「金曜日」更新の日記

・公庫と年金には親族居住型の住宅融資がある。最近は、田舎に残した両親のために住宅の建て換えやリフォームをする、また親を近くに住まわせるために、子が借り主となるケースが増えています。これらを支援する方法として、公庫融資では「住まいひろがり特別融資の親族居住型」、年金住宅融資では「親子助け合いローン」が、通常のマイホーム取得以外のもう１囗の公的融資として制度化されています。◆公庫と年金の「親族居住型」の申込条件は？公庫の「住まいひろがり特別融資」には「親族居住型」の制度があって、60歳以上の「親」が入居する住宅を「子」が新築・購入・リフォームをする「親入居型」と、申し込まれる方に扶養されていない「子」（定期的な収入のある方）が入居する住宅を「親」が新築・購入・リフォームをする「子人居型」があります。この場合の融資対象者は、申込人の配偶者を含めた父母や子または孫までを対象にしています。親がいない場合は、おじ・おば、甥・姪の間柄まで認められています。年金住宅融資の「親子助け合いローン」には「親入居型」の制度があって、同一市町村内に限る「近隣居型」とそれにあてはまらない地域の「遠居型」に分かれます。また、「子入居型」は「近隣居型」のみです。この場合の融資住宅への入居者は公庫と同じですが、厚生年金・国民年金の被保険者か受給権者に限られているのが相違点です。◆融資額は、年金住宅融資のみが異なる。公庫融資の「親族居住型」では一般のマイホームの基本融資額と生活空間加算額が受けられますが、融資率は80％、また金利が異なります。年金住宅融資の「親子助け合いローン」では別に定める融資額となり、金利は全期間同一金利型の利用となります。

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