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工事費の加算額や範囲を生かす

2016年5月27日「金曜日」更新の日記

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公庫の新築資金を借りるとは、単に、低利だからとか、基本的な融資だからという面をとらえる以外に、公庫の設計仕様に基づく書類審査と現場審査があるので、安心して丈夫な家が建てられる利点を生かせます。<丈夫で安心、低利な住宅ができる>住宅の建設は、建築基準法その他関係法令に適合しての建築確認申請を行ないますが、公庫融資住宅を建築する場合には、この他に公庫の設計審査の手続きが必要です。この設計審査には図面と仕様書(設計図を補足する意味で施工方法、材料、仕上げの程度などの細かい事項をくわしく取りまとめた轡面)により審査が行なわれます。また、現場審査とは、工事が公庫の定める建設基準に適合するよう行なわれているか、建設費が公庫の定める規定に適合しているか、などを受託地方公共団体の担当者が直接現場に出かけて審査し、合格・不合格の判定を行なうことです。一定の質を商めた基準金利適用住宅では、低利な基準金利が適用されます。したがって、初めて住宅を建てられる方でも安心できるといえます。<財形・年金の併用が有利>次に、公庫融資は住宅建設費として、建築主体と屋内における電気設備、給排水、ガスなどの直接工事費及び設計費、工事管理費などの問接工事費を指すので、屋外付帯工事や特殊な基礎工事費、冷暖房給湯工事、既存建物の取り壌し工事費などは融資の対象になりません。しかし、財形融資の場合には屋外付帯工事費(車庫、地下室、別棟の物置、自転車置場や門、塀、植樹、造園など)のほかに、土地整備資金(盛土、整地、よう壁)が利用できるので、公庫と財形とを上手に組み合わせたほうがよいでしょう。年金融資は住宅を建築するに付帯して必要な資金も対象になるし、土地費も一定条件で借りられます。<工事加算額の工事費を利用>公庫では、工事を行う際に、融資額が追加されます。とくに、耐久性能工事は木造住宅の耐久性を高める工事(基礎・床下の換気・防腐・防蟻・小屋裏の換気)です。あとからではできません。工事費がかかってもよりよい丈夫な家づくりをしましょう。<建て替えを行なう場合の公庫割増>敷地を所有し居住していた建て替えでは、100万円の割増が利用できます。

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