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居住室内の火災事故などが起きときには

2017年1月19日「木曜日」更新の日記

2017-01-19の日記のIMAGE
<火災やガス爆発>火災や爆発の原因としては、マンション自体の欠陥による場合、入居者の不注意などによる場合の二つがありますが、そのほとんどは後者の場合といえます。もし、分譲マンションで、耐火・防火の設備に手抜きがあったり、ガス配管などの欠陥が原因で爆発が起きたような場合であれば、当然、その業者に損害賠償の講求ができます。  火災を起こした他の入居者に損害賠償の請求ができるのは、「失火ノ責任二関スル法律」によって、故意(放火あるいはガス自殺)とか重大な過失(著しい注意欠如)があった場合に限られます。単純な失火の場合であれば、たとえ類焼で多大の損害を被っても、民事上の賠償責任は問えません。 <損害保険でカバー>このように火災や爆発による被害では、実際問題として賠償講求がほとんど不可能ですから、管理組合などで事前に損害保険をかけて万一に備えておくことが必要です。 <エレベーターの事故>ドアの開閉で指をはさまれたり、長時間、中に閉じこめられたりした事故の場合で、エレベーターの保守や管理のミスによるときは、マンションの管理者(管理組合など)が被害者に対して賠償責任を負います。部外者がエレベーターでケガをした場合で、管理者が損害発生の防止に必要な注意をしていたときは、区分所有者全員が損害賠償の責任を負います。 <遊び場でのケガ>責任は、当事者に原因があるもの以外は管理者=管理組合などにあります。

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