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「土升金升」から「尺金寸土」へ

2017年6月27日「火曜日」更新の日記

2017-06-27の日記のIMAGE
 こうして見ると、アジアでは、韓国が僅かにオリンピック景気に支えられて地価が下落していないほかは、すべて値下がりと不況に悩まされており、ひとり日本だけがダントツに不動産ブームに沸いていることがわかる。もっとも日本で土地があがっているといっても、全国的なブームになっているわけではない。あくまでも東京の、それも都心部だけに限られており、それが都心部の商業地域から同じ都心部の住宅地域と、大阪、名古屋、札幌、仙台、福岡のような百万都市の中心商業地域にやっと波及しはじめているていどである。  また東京に坪1億円の地価が出現したといっても、300坪の土地が三百億円で取引されたということではない。東京の土地は細分されて所有されているので、ピルを建てようと思えば、細分されたものを買い集めて200坪とか、300坪にまとめなければならない。こういう仕事は地あげ屋さんといわれる人たちが専門にやっている。地あげ屋さんは、まずこれはというところ、それも大きなところから話をつけて行く。裏通りに面したところなどは、それだけではあまり値打ちがないし、建ぺい率も悪いから、値段は安い。反対に表通りに面した10坪とか、15坪で、それが買った地所の真ん中にあったりすると、真ん中を虫食いにしておくわけにはいかないから、どんなに高いことを言われても相手の言いなりになるよりほかない。坪1億円とは、そういう10坪か、15坪に対して支払う代金が、遂に坪当たり1億円に達したということであって、全部の土地に一億円か支払われるわけではないのである。  しかし、虫食いを埋めるためとはいえ、1坪の土地に対して一億円の値がつくことは、驚くべきことだし、記念すべきことでもある。日本では土地の高いことを「土一升、金一升」とい うが、中国語では「寸金尺土」という。それが昔の上海や香港の地所に対する形容詞であったが、日本の土地の高さはそれをさらに上回ってしまったから、「尺金寸土」と表現を変えたほうが適当なのではないかと思うほどである。  昭和60年に1億円で取引をされたのは、銀座のもとのクラウンというキャバレーの隣接地と、それから青山通りの伊藤忠本社のすぐ近くであるときかされた。いずれも小さな面積で、それが手に入らないと、ピルがいびつになってしまうため、泣き泣き支払ったものである。ところが、年末になると、銀座のソニー・ビルの近くで坪一億2000万円の取引が行われたという情報がとびこんできた。それも30何坪という一応はそれだけで小さいながらも、一軒のビルが建つ面積だったから、日本の最高の土地の価格は一億円という基準は定着したことになる。  一体、どうしてこんなことになったのであろうか。どうして日本の地価は世界一になったのであろうか。それは私たちの生活にどういう影響を及ぼすのであろうか。また東京で起こったことは、地方都市にも波及するものなのか。もし波及するとしたら、どんな波及の仕方をするのであろうか。今まで財産として土地を持ってきたが、今後も土地を持ち続けるのが正しいのだろうか。反対に土地を持だない人は、もう永遠に財宝の神様から見離されるのだろうか。考えて見ると、土地は私たちの財産の巾で、最重要な地位を占めているので、その助向がどうなるかによって私たちは大きな影響を受ける。なかでも将来の値上がりを見込んで、返しきれないくらい借金をしている人にとっては、賭けに勝つか、それとも、負けて全財産をつぶすか、の分岐点に立っているようなものである。  東京の土地が世界一になったのは、もとより日木経済の実力が世界一になったことと関係がある。日本の土地を外国の人はほとんど買わない。日木の登記制度は非居住者が日木の土地を買うことができないようになっているし、日木に永住している外国籍の人々を除けば、日本に駐在している外岡人でも、また外国の会社でも、よほどのことがなければ、日木で不助産を買うことはない。したがって、日本の土地や不動産が高くなったのは、いずれも日木人によって買い上げられたものであって、不動産に関する限り、株式市場における外人投資のような、外国人による影響はほとんどないのである。  しかし、それでも日木の不動産の値上がり、とりわけ東京における土地の暴騰は外国人の動向とかかわりがある。というのも、日本の経済力が全世界から認知されるにしたがって、お金が日本へ集中するようになり、東京が世界的な国際金融の中心地になりつつあるからである。

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