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吹付け材の状態と使用頻度で措置の内容と時期を判断

2018年2月18日「日曜日」更新の日記

2018-02-18の日記のIMAGE
 アスベスト含有の吹付け材の使用が設計図書などによって確認された場合、またはアスベスト含有の疑いがある吹付け材の使用がある場合、使用箇所の現場で、目視によってその吹付け材の飛散の恐れの程度を把握します。  そして、飛散の恐れの程度に、部屋等の使用頻度を加味し、吹付け材を除去・封じ込め・囲い込みする時期を決定します。  使用頻度が高いのは、店舗、会議室、廊下、事務室、湯沸し場など、人の出入りが多く常時使用する場所です。  一方、使用頻度が低いのは、倉庫、機械室、電気室、非常階段などです。ただし、その場所に常駐者がいる場合は、使用頻度が高い場所になります。  飛散の恐れが大きく、かつ使用頻度が高い場所に関しては、直ちに除去などの措置を講じる必要があります。  飛散の恐れが大きく使用頻度が低い場所、飛散の恐れは小さく使用頻度が高い場所は、早い時期に除去などを行なうことになります。吹付け材の状態が安定していて使用頻度が高い場所、飛散の恐れが小さくて使用頻度が低い場所は、損傷部を直ちに補修し、点検。記録後、必要に応じて除去などの措置を講じることになります。  安定かつ使用頻度が低い場所は、点検・記録によって管理します。

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