土壌・地下水汚染のリスク調査も実施
2018年2月25日「日曜日」更新の日記
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- これから土地を取得してマンションなどの建設を考えている方は、その土地の汚染の有無も気になるところでしょう。
特に染物工場・メッキエ場・クリーニング業の跡地は、土壌汚染が懸念される場所といわれています。
仮に汚染物質があれば、重要事項の説明として情報を開示しなければなりませんし、土壌の取り替えを余儀なくされる場合もあります。
賃貸経営者としてリスク管理の徹底をはかるためには、土壌・地下水汚染のリスク調査を依頼し、対象となる土地の汚染状況を把握しておく必要があります。
汚染リスク調査は、過去(場所により異なりますが、最も古い場合だと100年程度)にさかのぼって航空写真や住宅地図などを調べます。当該地のリスク評価のほか、周辺地からのリスク評価も行ないます。土壌・地下水汚染のリスク判定結果基準は次の4段階があります。
A.リスクの可能性は大きいと思われますので、現地調査とその結果を踏まえた浄化プログラムの策定が必要です。
B.土壌汚染リスクが潜在します。念のため土壌調査をおすすめします。
C.リスクの程度は比較的小さいと思われます。
D.リスクの程度は極めて小さいと考えられます。
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