本当の資産
2018年2月26日「月曜日」更新の日記
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- 建物診断の結果、調査対象(屋上防水、外部壁、外部階段、地下駐車場壁)にそれぞれ修繕箇所がありましたが、それほど大きな改修には至らず、修繕を行なうことになりました。
その結果、入居者には安心感が広がり、高入居率の維持につながりました。
このように、「建物診断」の結果、不具合がみつかった場合には修繕などの費用も算出されるので、今後の修繕計画・予算が把握できます。また、建物に大きな問題がなければ入居者に安心感をもたらします。
そして、賃貸経営者は建物の保有継続あるいは売却といった経営方針をたてやすくなります。
賃貸オーナーの方は、建物の資産価値を把握するためにも、耐震性などの安全性をアピールするためにも、あるいは長期修繕計画を策定し収益バランスを考えるためにも、一度「建物診断」を実施してみてはいかかでしょうか。
ビル。マンション経営を行なうオーナーにとって忘れがちな問題ですが、オーナーの正しい倫理観に基づき、オーナーの社会的責任・法的責任を果たすということは、入居者へ安心感の提供という当たり前でありながら非常に重要な問題です。場合によっては、入居者の生命にかかわる問題にもなりかねないのです。もはや知らなかったでは済まされない時代になりました。
あなたのお持ちの建物が本当の意味での「資産」か、もしくは、あなたの人生を揺るがす大きな「問題児」かをしっかり見極めておく必要があると思います。
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