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築年数は新しいほどよい

2018年4月3日「火曜日」更新の日記

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 マンションの場合、これは一戸建ても同じですけれども、新築で販売されたとしましても、一回住んでしまえば既に中古ということになります。  しかしながら、たとえ中古であってもやはりマンションを買う場合に、できるだけ新しいものを選んだ方がよいでしょう。  これは、融資条件で不利になるという以外のことからも言えます。  というのは、マンションの耐用年数は60年と言われていますが、ひどい管理の場合は、5~6年で相当共有部分が傷んでしまいますし、占有部分についても、その居住者の使い方によって、特に水回り(風呂、トイレ、洗面所、台所など)が傷むものです。  ですから、買う場合にはなるべく、建築年数がまだ2~3年しか経過していないものとか、少なくても5~6年程度のものを買うのがよいでしょう。そういうものを買うならば、それほどリフォームも必要なく、もしあったとしても手直し程度で住むものです。したがって、購入後そのマンションの改装にかける費用も、比較的少なくて住むわけです。  ところが、築15年、即ち昭和40年代に建てられたものなどを購入しますと、それこそ水回りはもちろん、共有部分、外壁、全てが老朽化しておりますので、手直しをすると言っても、手がつけられないというような状況のものが多いわけです。  そのようなものを買って、もしあと5年、10年と住んだ場合を考えてみましょう。多少のリフォームをしたとしましても、それはスラム化しやすい状況の中で住宅が存在するわけであり、そういうものを買った場合には、買い替えのために再び販売する場合に非常に苦労しますし、値段の上でもたたかれて、地価上昇と共に値上がりする筈のマンションであっても、古いマンションほどその値上がり率が悪く、売ったマンションを頭金にしようとしても思うような金額が用意できないということがあります。  したがって特に築年数については注意した方がよいでしょう。

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