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都心と郊外の違いを心得る

2018年4月10日「火曜日」更新の日記

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 マンションは、そもそも土地の高度利用として都心に居住するために造られたのが発端ですが、地価の高騰とともに、郊外の駅周辺、更に駅から離れた地域というふうに拡散していったのが歴史です。  都心に住む場合には、これはやはり地価の高騰によって相当な価格がしますので、それなりの資金が必要です。  逆に、郊外に住む場合には、一戸建てに対して相当割安になりますので、第一次取得者、即ちはじめてマイホームとしてのマンションを取得する人たちにとっては手に入りやすい、という特徴があるわけです。  都心に住む場合、あるいは都心を利用する場合は、購入するよりも、むしろ賃貸によってそれを借りる方が便利かもしれません。  もちろん、ワンルームなどの比較的価格の安いものについては、これを所有して居住したり、場合によっては投資として資産運用に役立てるということも可能でありましょう。  ただ、郊外のマンションについては、これはファミリーの生活用にできておりますので投資用というよりは、住むために購入し、そして更に新しいもの、あるいは一戸建てに買い替えるような場合には、居住用の特別控除といったものを活用し売買差益が3000万円まで非課税であるという税制上のメリットを生かして住み替えていく方がよいでしょう。  そのように、マンションの立地によって、借りるか買うか、あるるいはそれをどう使うかということに違いがでてくるわけであり、その辺の使い分けについても、十分に採算性とか収入との関係を考えた利用の仕方というものが必要です。

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