無理をした買い物は避けよう
2018年4月16日「月曜日」更新の日記
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- 先の地価高騰によって新築物件の価格は、急騰し、一戸あたりの平均価格もマンションの場合、以前の2000万円台から3000万円、4000万円というふうに上昇してきています。
また一戸建ての場合においても、このような傾向がみられ、特に都心部周辺の一戸建てについては、「億」の単位のものが多くなっています。
そこで、新築物件を買う場合に、大切なことは、いくら気にいったからといっても自分の能力を超えたような金額の物件を買うのはやめたほうがよいでしょう。
ローンを組むにしても、あまりにも多額のローンを目一杯組みますと、それだけ日々の生活をきりつめなければならず、病気をしたり、あるいは会社の経営がうまくいかなくなったり、勤めている会社が倒産などしますと、とたんに破産というような事態になり、せっかく購入したマイホームも競売に付されるというような最悪の状態になることも考えられるからです。
そこで、最も魅力のある新築物件については、それなりの覚悟をしてやはり自分の購入能力の範囲のものを選ぶ、ということが必要です。
そのためには、たとえばマンションであれば郊外で多少、駅から遠いところ、更に一戸建てであるならば、郊外というよりはむしろ、新幹線通勤といったような、首都圏の中でも比較的遠隔地に求めて、そこから快速や新幹
線によって通勤するというような方法をとるしかないでしょう。そこまで現実は、住宅の価格というものが、上昇してしまっているわけです。
したがって、買い替えのための資産、即ちマイホームを既に持っている人が、それを処分して新築物件に買い替えるというような形態ではなく、最初から買う場合には、そこに半ば永住するような覚悟をして買うということが必要でしょう。
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