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専任媒介で売れなければ一般媒介に変更せよ

2018年4月29日「日曜日」更新の日記

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 一般に、自宅の物件を売りに出す場合に、これを受ける業者は、専任媒介、すなわち、その業者だけを通して、一般に物件の売り情報を流す、という方法を要求してきます。  それは、広告誌とかさまざまな情報誌に流したりする場合に、費用がかかるため、せっかく費用をかけても、自分のところだけで売りの元締めをしない場合には、他で売れてしまった場合には、なんの足しにもならないということからです。  しかし、専任媒介で最初はお願いしても結構ですけれども、1ヵ月ぐらいたって、あまり動きが良くない、あるいは2ヵ月たってもほとんど動きがない、というような場合には 一度売りを中止する、というような方法をとってしまうことが大切です。  そして、そのあとで改めて、一般媒介の売り契約を、力のありそうな何社かの不動産業者を通して依頼してみることです。  もちろん、これまで専任で売りの媒介を任せておいたところに対しても、専任媒介から一般媒介に変えたい、と申し出れば、一般的にはすんなり受け付けるはずです。  そのようにして、一般媒介にしますと、これは早いもの勝ちすなわち、広告費やさまざまな費用をかけたとしても、早く売ったところだけが、手数料が入ってくる、というような仕組みになっていますので、専任仲介よりは、より必死に物件を売る、というような行動にかわってきます。  したがって、専任仲介で1社のみに売りを任せておいてうまくいかない場合には、一般仲介に切りかえて、何社かで競争させてみるというようなことが必要です。  家を売る、ということは、非常に難しいことですが、必ずしも大手業者だから売れるとは限りません。  家の売買というものは、ある意味では縁というものがありまして、小さな業者が以外と早く売ってくれる、というようなこともままありますので、なかなか自分の家が売れないというような場合には、あきらめずに大小、いくつかの業者に一般仲介で売りの依頼をしてみることが必要です。  そうして、それが売れたあとに、新しい物件をすぐ契約する、というようなことをやってみることも大切です。

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