SUMAIRINA

トップ > 平成30年5月> 25日

家族空間に廊下は不要

2018年5月25日「金曜日」更新の日記

2018-05-25の日記のIMAGE
 廊下の役割はいったい何なのでしょう。ほかの部屋を通らずに、目的の場所にいくためにつくられるものです。そのために、個室を廊下で結んで、部屋の独立性を確保するわけです。  かつての日本の家には廊下というものがほとんどなかったので、目的の場所にいくには、ほかの部屋を通り抜けなくてはなりませんでした。これではプライバシーもあったものじゃないということで、さかんに廊下がつくられるようになったのです。  しかし、今度は個室重祝の度が過ぎて、本来は個室である必要のない居間や食堂さえも廊下で区切られるという、極端な例もみられるようになってしまいました。  広がり空間の間取りが志向するのは、家族のふれあいです。  その妨げになる個室重視は避けたいという考えが根本にあることは、前述のとおりです。すると、必然的に、家族のふれあいの場である家族空間に廊下はいらない、という図式ができあがります。  廊下をつくらないということは、家の中で営まれるそれぞれの生活に、つながりを持たせるための策なのです。  いちいち廊下に出てから目的の場所に行くというのでは不便なうえに、家族の生活が分離してしまいます。廊下なしで部屋がつながり、ひとつづきになれば、呼べば応えるという風に家族問の親密さも深まってくるのではないでしょうか。  また、廊下を設けることの弊害は、南向きの部屋と北向きの部屋ができてしまうという点にもあらわれます。  せっかく南向きの部屋にさんさんと陽がさしこんでも、北向きの部屋にまでは届きませんし、部屋を区切ってしまうと風も通らなくなるため、夏には蒸し暑さに悩まされることになってしまいます。  ちょっとした発想の転換をおこなうことによって、暮らしはぐんと向上するものです。  廊下を削った分だけ部屋が広くとれて、冬暖かく夏涼しいという快適さが得られ、さらに家族のふれあいに満ちた暮らしが守れる。こういう条件を備えた家こそが健康住宅といえるのだと思います。

和泉市のおすすめ物件

今回ご紹介する物件はニッコーハウスです!駅近の物件で防音設備も抜群です!キッチンがとても広く、炊飯器や電子ポットもおけます!お部屋も2DKなのでファミリーの方にもお勧めです!和泉市の賃貸物件ならユウハウジングまで足を運んでください!和泉市付近の物件から岸和田市、高石市など幅広く賃貸物件を扱っております。また、お部屋探しのみならず物件を買いたい、売りたいなどの相談もお気軽にご相談下さい!

このページの先頭へ