SUMAIRINA

トップ > 平成30年6月> 11日

住宅会社の営業マンに洗脳されてしまった

2018年6月11日「月曜日」更新の日記

2018-06-11の日記のIMAGE
ときどき、失礼ながら住宅会社の営業マンに洗脳されてしまったかのような発言をする方がいらっしゃいます。たとえば、「断熱工法は、外断熱じゃないとダメだ」とか、「在来軸組工法は地震に弱いが、ツーバイフォーは地震に強い」などです。明らかにどこかの営業マンに、その会社がウリにしている工法や特徴の説明を受け、ほかのものはダメだというふうに洗脳されている方がいます。確かに住宅は、その構造の工法、断熱のやり方や設備に至るまで、それぞれの会社によって採用しているものは違います。営業マンも、自分の会社で採用しているものがいちばんよいと信じているので、「当社がいちばんです」という気持ちもわかります。しかし、世の中のものすべて、よいところもあれば悪いところもあるのです。だから、採用するかしないかは、家を建てる方の自由です。住宅会社の営業マンの仕事は、工法、素材や設備などに関して「一般的な特徴」をまず説明したあと、「メリット」と「デメリット」を公平に解説することです。偏った知識は、知らないほうがいいです。工法や素材の違いよりも、期待される性能が出るかどうかがポイントです。耐震性能や省エネルギー性能などの住宅の基本性能は、望まれる数字が出ればいいのであって、工法がどうとか使われている材料がどうとかいうのはナンセンスだと思いませんか?

このページの先頭へ