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工務店の特徴とは

2018年6月18日「月曜日」更新の日記

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いくら大手ハウスメーカーとはいえ、地元の大工さんを1年中拘束できるほど、同じ地域での建築依頼があるわけではありません。そこで、手のあいた工務店や大工さんは、自分自身で直接仕事の依頼を受け、家を建てています。台風が来て甚大な被害が出たとき、地元の大工さんたちは、自分が直接依頼された家の様子を真っ先に見に行きます。自分で相談にのり建築プランを立てた家のほうが気になるという、人情があるのです。大手ハウスメーカーも決して無責任だったり、不人情だったりするわけではありません。しかし、仕事を発注している地元の工務店や大工さんが、自分で依頼を受けた家の修理で手いっぱいであったり、職人さんの絶対数が不足するような緊急事態が起こると、どうしても遅れをとる場合があるのです。私は家を建てるなら、地元の会社に依頼するのも1つの選択肢だと思っています。地元の工務店といっても、いろいろと特徴があります。もともと社長自身が大工さんだったとか、ハウスメーカーの営業マンだったなど、その成り立ちはさまざまです。それが工務店のカラーに大きく影響しています。大工や現場監督出身の社長がいる工務店では、腕のよい職人を多く抱えていたり、ときには社長みずから現場で汗を流していたりします。現場にいることが好きな人が多いようです。ですから、現場にもピリツとした緊張感があり、チームワークも抜群という会社が多いように感じます。また、工法や仕上げ方に個性的な考えをおもちの方も多くいらっしゃいます。ハウスメーカーや不動産会社の営業出身の社長さんは、人あたりもよくスマートな対応をしていた方が多いようです。そして、住宅ローンや土地探しなどの相談にのるのが得意で評判もよかったのでしょう。そんな社長さんがいる工務店は、営業マンが多くいたり、不動産部門をもっていたりします。また、設計事務所やハウスメーカーの設計担当だったという社長さんもいらっしゃいます。もちろん特徴は、個性的で魅了的なデザイン住宅をつくれる点です。設計事務所からそのまま工務店機能をもったという会社もあるでしょう。あなたたち2人のために、世界でたったひとつのすてきなマイホームを提案してくれるかもしれません。工務店の特徴は、その会社の社長さんの経歴や考え方で100%決定するといっても間違いないでしょう。

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