SUMAIRINA

トップ > 平成30年7月> 20日

不動産の耐久性はコンクリート強度も含む

2018年7月20日「金曜日」更新の日記

2018-07-20の日記のIMAGE
そうした不動産は、コンクリートの劣化が原因であるケースも当然ありますが、 もうひとつ、上下水道の配管が原因になっていることも多いのです。 上下水道の配管が劣化して、交換しようと思っても、 コンクリートの中に埋まっているために配管の交換ができなくて建て替えせざるをえなくなる、というようなケースです。 つまりこの場合、〈配管の耐用年数=不動産の耐用年数〉だった、というわけです。 耐久性は、コンクリート強度やその施工に配慮することが欠かせません。 同時に、次にお話しするメンテナンス性まであらかじめ設計段階で配慮しておくことが必要です。 両方の要素を満たしてはじめて、十分な耐久性が期待できるのです。 このように、不動産の耐久性は、コンクリート強度やかぶり厚など、そもそもどのような造りになっているかということと、 入居後の、予防的で適切なメンテナンスに大きく左右されることをよく覚えておいてください。

このページの先頭へ