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不動産投資ビジネスの特徴とプレイヤー(機能)

2018年7月26日「木曜日」更新の日記

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不動産投資ビジネスの特徴 不動産の投資・保有機能(Investment)、預かった資金を不動産で運用して最大限の利益を上げるアセットマネジメント(Asset Management、略してAMと呼びます)、モノとしての不動産の管理(テナント付けをするりーシング業務を含む)をするプロパティマネジメント(Property Management、略してPMと呼びます)、開発業務を請け負うデベロップメント(Development)、投資対象となる不動産をモノとして調査するデューデリジェンス( Due Diligence)などが、その代表的なものです。このような不動産事業の機能分化のことを、不動産の機能の束を分解するという意味でアンバンドリング(Unbundling)と呼びます。もっとも、これは機能が分化するということなので、実際にはある特定の1社が複数機能を担うこともあるでしょう。 もともとは不動産会社1社で担ってきたこれらの機能が、すでに説明した環境変化の中で投資家から最大限の成果を求められ、結果的に分化していく点が、不動産投資ビジネスの特徴の一つとなっています。 ●不動産投資ビジネスのプレイヤー(機能) そもそも不動産は、すべての企業や個人にとって不可欠なものです。加えて、不動産投資ビジネスが不動産と金融の両方に関係していること、不動産事業のアンバンドリング(機能分化)によって多くの専門業務に分化していること、投資家の要請に応えるために第三者による客観的なデータ(不動産鑑定、市場調査、投資インデックスなど)に基づいて運営されていること、これらがこのような多彩なビジネスが生まれる背景となっています。ここでは全体概要の把握にとどめます。

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