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3階建てを建築

2018年8月2日「木曜日」更新の日記

2018-08-02の日記のIMAGE
隣地境界線等からの水平距離が1m以内の開口部で、0.2㎡以上のものについては、常時閉鎖式、煙・熱感知器・温度ヒューズ連動式防火戸またははめごろし防火戸の設置が義務づけられています。
そして、隣地境界線、道路中心線から1階にあっては3m以内、2階以上にあっては5m以内の距離にある建築物の開口部は防火戸としなければならず、それに使用されるガラスは鉄および網入りガラスとしなければなりません。
また、外壁や軒裏が防火構造でかつ建設大臣の定める基準により、屋内側からの火熱を有効に遮ることができるよう、石膏ボード12mm厚さで被覆しなければなりません。
この他、屋根または直下の天井は厚さ12mm以上の石膏ボードの上に、厚さ9mm以上の石膏ボードの重ね貼りの防火が必要となっています。
既に完成した住宅においてこれらを確認するには、屋根裏点検口やユニットバス天井開口部より覗いてみるとよくわかります。
ある木造3階建て建て売り住宅の場合、役所に提出した確認申請書では鉄骨造りとなっていたにもかかわらず、実際の建設は木造3階建てであったという例もあります。
この他考えられることは、今現場で働いている大工さんなどの技術者の多くは、木造については2階建て住宅の建築経験しかなく、その経験を元に3階建てを建築しているということです。

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