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ひとり暮らしのはじまり

2018年8月11日「土曜日」更新の日記

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1970年代のはじめ、都市部で「住宅すごろく」という言葉が生まれました。「住宅すごろく」とはライフステージに合わせて、住宅を住みかえていくという、その当時のライフスタイルをすごろくにたとえたものです。 ひとり暮らしのはじまり→ワンルームアパートを借りる ステージ2 【結婚】→賃貸2DKアパートへ引っ越し ステージ3 【子どもの誕生】→2LDKの分譲マンションを購入 ステージ4 【子どもが中学生)→マンションを売却、郊外に庭付き一戸建てを購入《上がり》 1970~80年代の生活が目に浮かぶようですが、今となっては、昔々の話です。 社会情勢や雇用環境も不安定で、当時のように安定した不動産の値上がりも期待できない現在では、住みかえていく住宅すごろくは当てはまりません。 これから考えるとするなら、賃貸併用版新・住宅すごろくです。 「新・住宅すごろく」とは たとえば、夫婦+小さな子ども2人(長男・長女)の4人家族の賃貸併用版「新・住宅すごろく」はこんな感じでしょうか。 《スタート》 ステージ1 【賃貸併用住宅(自宅2LDK+賃貸ワンルーム×3室)建築)→賃料(賃料6万円×3室 = 8万円)をローンに充当 ステージ2 【子どもが大学生】→賃貸ワンルームを子ども部屋として利用 ステージ3 【夫婦2人暮らし】→子どもたちが独立、賃貸を3室に戻し、夫婦は2LDKに居住 ステージ4 【老後】→ローンを完済、年金と家賃で悠々自適な大家さん生活 ステージ5 【晩年】→夫婦のどちらかが先立ったため、2LDKの自宅に子ども夫婦、自分はワンルームに居住(2世帯住宅として利用) 《上がり》

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