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マイホームを買うのは保障を買うのと同じ

2018年8月27日「月曜日」更新の日記

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引越がすんで、周囲の環境に慣れて一息ついた頃に、一度生命保険の保障内容を見直してみましょう。マイホーム購入の前と後では、必要な保障やその金額が異なる場合が多いからです。一般に必要保障額は、遺族の生活資金・住宅資金・教育資金などを勘案して決めますが、たとえば以前に賃貸住宅に住んでいた人なら、持ち家の取得と同時に必要保障額から住宅資金が外れます。なぜならもう家賃がいらないうえに、万一があっても住宅ローンは団信で弁済されるからです。つまり団信への加入を前提とすると、家を買うことは言い換えれば保障を買うようなものなのです。過剰な保障を削減した結果保険料も安くなれば、おのずと貯蓄能力も高まり、貯めたお金を繰上返済に充当することで、住宅ローンの負担も軽減されるでしょう。自分が加入した生命保険の保障内容は、約款・保険証券・設計書(保険種類・特約の内容・死亡保険金の額・保険料・解約返戻金の額などを図とともに印刷した用紙)に記載されています。もっともわかりやすいのは設計書ですが、これは加入と同時に棄ててしまう人も多いようです。約款は小さい字が数十~数百ページにわたって文章がひたすら続くので簡単には理解できませんし、逆に保険証券面には必要最低限の事柄だけが簡素に記載されています。したがって現在加入している保険の保障内容を、自分の手で分析するのは容易ではありません。

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