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駐車場の管理側

2018年9月23日「日曜日」更新の日記

2018-09-23の日記のIMAGE
機械式駐車場には駐車可能な車両の大きさに制限があるからだ。 特に最近よく見かけるのは、上下2段に駐車でき、普段は下段が地下にもぐっていて、車を出し入れする際に機械を上下させるという地下ピット式の駐車場である。この地下ピット2段式の場合、マイカーが近ごろ人気のミニバンータイプだったりすると、下段には駐車できず、とめられるのは上段だけということもある。住民にこの種の車が多いと、駐車場の総台数には余裕があるのに、結局足りないという現象が起きてしまう。購入者にとってはまさに自分の車の種類に即したチェックが求められるというわけだ。 だいたい、月々徴収される駐車料金に関して、その額については気にしても、徴収されたカネの使い道については無関心という購入者がほとんどである。 「割安と思った管理費が、駐車料金でごまかされていたとは思いもしませんでした」 その人は、買って間もなく駐車料金に隠された仕組みについて理解したという。駐車料金は通常、管理費もしくは修繕積立金に充当される。修繕積立金に当てるのが理想であり、そうあるべきだとは思うのだが、現実には管理費に回すことで各住戸が月々負担する管理費の額を安く見せ掛けようと仕組まれた物件が多い。したがって仮に、駐車可能車両の大きさに制限があったり、利用希望者そのものが少なくて全駐車場が埋まらなかったりすると即座に問題が起きてしまう。

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