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住宅会社なのに建築士がいない

2018年10月23日「火曜日」更新の日記

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人件費の次にコストカットの対象になるのは、設計料です。極端な話、住宅会社であるにもかかわらず建築士を現場(あるいは支店)に抱えていないパワービルダーもあります。こうした会社は、あらかじめプランA、B、Cといったように、何パターンか決まった図面を外部の建築士に依頼して作成しておきます。それを敷地の広さや形に合わせて、少しだけ部屋のサイズを変えたりして、パズルのように当てはめて建てるのです。そのため、パワービルダーが建てた建売住宅は、北向きも南向きも関係なく、だいたい同じような間取りになっていることがあります。ただ土地にパターンを当てはめているので、周囲の環境のことはまるで考慮していないのです。新聞の折り込み広告を見てみれば、皆さんでもどのような建築スタイルの会社なのかはすぐにわかります。見たことのある間取りだな、と思って社名を確かめると、たいてい同じ会社か、同じグループの会社であることが多いのです。もう1つ、コストカットの対象になるのは材料費です。たとえば、床材のフローリングは、プリントしたビニール製のものを使えば、ぐっと価格を抑えることができます。ほかにも壁紙やドアひとつとっても、建物のところどころにあまり質の良くない安い材料が使われていることがあります。外から見てわかるところならまだしも、内側の目に見えないところで材料費を抑えようとしているケースもありますから、購入者にはほとんどわかりません。たとえば、床下の骨組みになる木材です。住宅の強度を考えれば、本来3本使うべきところを、材料費を削減するために2本に間引いてしまっていることがあります。3本を2本にしたところで、すぐに家が壊れるわけではありませんが、床が鳴ったり、たるみが出たりします。また、販売時に網戸が付いていないことなどもあるのですが、これも購入者が気づかないコストカットの盲点です。網戸の費用は1軒につき15万円程度かかりますが、壊れやすく、ほつれることもあります。そのため最初から付けてしまうと、のちのち保証の対象になり、メンテナンスのために呼ばれるなど、職人を派遣する費用がかかってしまうのです。ですからコスト削減の一環として、網戸は最初から付けない、という考え方になるのでしょう。買う側は網戸の有無などよりも間取りや設備、デザインに注目していますから、後に購入費用がかかることなど考えていません。建築コストを下げて買いやすい価格にするのは、買う人にとっても1つのメリットですが、長く住むにあたっては、むやみに材料を間引いたりすることが不満の種になることは明らかです。

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