建築家の建てる家の知られざるデメリット
2018年10月29日「月曜日」更新の日記
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- テレビの影響もあってか、建築家に頼んで家を建てたいという人も多いでしょう。イメージとしては、それが本当の注文住宅に近いかもしれません。ただし、結局それも失敗する可能性があります。デザインにこだわりすぎて、ほかのチェックポイントが見えなくなってしまうのです。デザイン性を重視しているので見た目はいいけれど、住んでみたら住みにくい。住み始めたら、建物に欠陥が出てきた。そういう話は多く聞きます。この一番の原因は、建築家は生涯に建てる件数がそれほど多くないということです。つまり、あまり経験がないので、構造や強度について詳しく知らないことが多いのです。料金も、建物や建築費以外に設計管理費がかかります。この設計管理費とは、建築家が現場に足を運んで、設計どおりに建築が進んでいるかを確認するための費用です。費用の相場としては、最低でも建築費の約5%です。2000万円の建物で、100万円ほどかかる計算です。もっと高い場合もあります。経験の多い、腕の立つ建築家に依頼できれば、欠陥がなく住みやすい家を建てられるかもしれませんが、その代わり、費用は高くなるという覚悟が必要でしょう。
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