自然に美しく老いる

: 時間も気力もない人のためにはいつもきれいを保つコツさえあれば大丈夫なのです。私は洗面所もトイレもバスルームも使ったときの水しぶきはその場でさっと拭くようにしています。たったこれだけの習慣で毎日の水まわりの掃除がラクになりました。あとは時間のある週末などに加分ほどかけて磨くだけ。水まわりをいつもきれいにするコツは、水滴をそのままにしないこと。汚れは放置すればするほど頑固になり、取れにくく、時間も体力もかかります。高齢化がすすむ日本。これからは「長く生きる」ことが目的ではなく、いかに「自然に美しく老いるか」を心がけることが豊かな日本人のテーマかなと思います。見えない汚れも水まわりを使ったときに水滴を拭くだけで、目に見える水アカや湯アカの汚れになるのを防げます。バスルームをきれいに保つルールバスルームの汚れは水アカ、湯アカ、皮脂、石鹸カス、カビなどです。掃除の中でも特に体力のいる場所なので、汚れをためると取れにくい分、労力もかかるようになります。最後に使った人がお湯を落としたあと、湯気がこもっているうちにバスタブの内外や床などを拭きます。