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出来上がりをイメージ

2018年12月16日「日曜日」更新の日記

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マンションや建売住宅は現物あるいはモデルルームなどを見て決められるのでいいのですが、注文住宅の場合はそうはいきません。図面を見ながら、出来上がった家を想像するしかありません。だから、工事途中で「こんな安っぽいドアじゃ困る」とか「もう少し大きな収納棚が欲しかった」などという不満も生まれやすいといえます。そこで工事の途中で不満を述べても、もう変更できないかもしれないし、変更できても費用はどんどん膨らんでしまいます。まして完成後に気に入らない点があっても、その内容で契約内容に沿っている限り、どうしようもありません。そんな後悔をしないためには、契約までに家のイメージをしっかりつかんでおくことです。それを知る手がかりは、設計プランと見積書です。当然のことながら、見積書には明細が含まれていることが前提。ていねいな見積書を要求しましょう。設備機器や仕上げ材をくわしく書いた「仕様表」「仕上げ表」などももらえば万全です。仕様表にはキッチンーバスルームートイレなどにどんな設備を付けるかが書いてありますし、仕上げ表からは玄関・廊下・リビング……と部屋ごとに、床・壁・天井をどんな仕上げにするかがわかります。その際、メーカーや商品名の指定やそのカタログなどが添付されていれば、より具体的にイメージできるでしょう。なければ請求して納得いくまで調べましょう。ちょっと面倒なようですが、ここまで詰めておけば後で「イメージ通りでない」ということも少ないし、完成後のチェックもラク。見積り通りの設備や仕上げかどうか、手元にある書類と照らし合わせればいいのです。

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