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ひどい結露や湿気は手抜きの証拠

2018年12月20日「木曜日」更新の日記

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建物の内と外の温度差によって生じるのが結露です。冬の朝や室内で暖房加湿をしたときなど、窓ガラスにびっしりとついた水滴を見たことがあるでしょう。これがわかりやすい結露の現象ですが、ひどくなると、窓枠や周辺の壁紙などにカビが発生し黒く変色してしまうこともあります。結露の原因として考えられるのは、断熱材の不足や断熱材にすき間ができている場合、換気の悪さなどです。特に、コンクリートの壁に直接壁紙などを張ってしまうのは、結露による壁紙のはがれやカビの発生を招くので危険です。こんな部屋を見分ける方法は、壁をノックするように叩いてみること。もし、直接コンクリートに壁紙を張っていれば、コンクリートの感触が手に伝わります。ただのベニヤ張りという場合もあります。コンクリートの壁にベニヤ板を上からかぶせ、その上に壁紙を張るやり方。これは叩いただけでは、なかなかわかりませんから、「断熱材は、どのようなものを使っているのですか」などと業者に確認するべきです。マンションの場合は、買った後では手遅れになることが多いので、必ず事前に聞かなくてはなりません。一戸建ての場合は、コンクリート壁ではないので、壁の間に断熱材が使われているかどうか、必ず業者に確認し、言質を取っておくこと。ひどい業者になると、断熱材を入れなかったり、断熱材の代わりに、新聞紙を入れてごまかすこともあるからです。チェックするには、一階の床下収納から床下をのぞき込み、床下に断熱材が入っているような物件なら、壁にも入っているはず

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