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床下木材のここをチェック

2018年12月22日「土曜日」更新の日記

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家の中を歩いていて、床がギシギシきしむのは実に嫌なものです。不快なだけでなく、そのうち床が抜けるのではないかといった不安もよぎります。まして新築の部屋での大きなきしみは、手抜きや不良工事にあったといっても差し支えないでしょう。見た目にはきれいに仕上がっていても、きしみは歩いてみなければわかりません。入居前のチェック時には、とにかく隅々まで何度も歩いてみましょう。普通より少し強めに、踏みしめるように歩くのがコツです。このとき少しでも気になる場所があったら、遠慮せずに施工業者に指摘すること。そして、きしみの原因をきちんと説明してもらったうえで、即、直しに入ってもらいましょう。これはすべての欠陥にいえることですが、業者任せにしてしまうと、どうしてもその場しのぎの直しで済まされてしまうことも多いので、直しのときに立ち会うくらいの積極性を持ってください。同じ結果の繰り返しにならないように、自分の目でも原因をしっかり確認しておきましょう。そもそも、なぜきしみは起こるのでしょうか。ギシギシというきしみは、木と木が擦れ合う摩擦音です。すき間や緩みがない限り、そこに摩擦が起きることはありえません。つまり、フローリングでも畳でも、床を歩いたときにきしみ音がするようなら、床下のどこかにすき間や緩みがあるということ。そして、その原因としては、床下に使われている木材の仕様に何らかの問題があったり、施工不良と疑ってよいでしょう。木材の問題で多いのは、よく乾燥していないものを使用してしまうケース。

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