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壁のゆがみや凹凸

2018年12月29日「土曜日」更新の日記

2018-12-29の日記のIMAGE
壁の凹凸やゆがみ、段差などの原因が壁紙の張り方や下地の造り方にある限り、まず間違いなく直るはずです。「契約を解除する」など強く出て、業者に直させるべきです。もしこれを、直らないといわれたり、対応が悪い場合は、今後、仮に重要なトラブルが起こったときにも、当然対応が悪いのは目に見えています。このような業者と契約しないほうが無難かもしれません。こうした雑な内装工事が原因である場合は簡単な直しですみますが、問題は建物の構造に原因があったときです。特に一戸建ての住宅の場合、軸組にゆがみやねじれがあると、固定したボードも当然、ずれたり浮き上がったりしてきます。こうなると、何度下地の直しをしても、時間が経つとまた凹凸になってしまうということです。しかし、原因が内装工事によるものなのか、軸組によるものなのかは、見ただけではなかなかわかりません。うねるような感じの、かなり気になる凹凸が見つかったときは、一度建築士に見てもらうべきです。壁のゆがみや凹凸、段差は、ぱっと見ただけでわかる場合もありますが、小さいものを見逃さないようにするには、壁に横顔をつけるようにして真横から見ることです。また、凹凸による陰影がはっきり出るように、同時に横からライトを当てるとさらに確認しやすくなります。建売住宅やマンションの場合は、完成した状態でしか建物を見ることができませんから、仕上がりに表れた危険な兆候は見逃さないようにしたいものです。

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