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性能を重視する

2019年1月19日「土曜日」更新の日記

2019-01-19の日記のIMAGE
間取りで防音性に気をつけたいのは、上下階で間取りが違っているときに、寝室の上に水周りや子ども部屋がないか、共用廊下に面していないか、PS(パイプスペース)に面していないかなどです。とくに最上階に等価交換によってオーナーが入居したりする場合、真下の住戸は要注意です。間取り図を公開する義務がないため、知らないうちに自宅の天井の中をパイプが通っていた!などということもあります。個性に富んだデザインがそろうようになった窓やサッシですが、最近では気密性や断熱性といった性能を重視する傾向が強くなっています。そのなかでも人気を集めているのが、「複層ガラス(ペアガラス)」です。複層ガラスとは、空気やガスを2枚のガラスの間に密封したもので、真空にしたものは「真空ガラス」と呼ばれます。冷暖房効率が向上し、結露が生じにくいメリットがありますが、1枚ガラスのサッシを二重に設置する「二重サッシ」(二重窓)のような遮音性能は期待できません。この複層ガラスを組み合わせたサッシを、最近「断熱サッシ」と呼ぶようになっています。その構造は、メーカーによっていろいろ。例えば、室内側と室外側のアルミサッシの間に特殊な断熱材を挟んだものや、室内側のサッシを樹脂にしたものなど。熱を伝える効率が異なる素材を組み合わせることにより、一般のサッシよりも優れた断熱性を発揮するといいます。

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