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2019年1月26日「土曜日」更新の日記

2019-01-26の日記のIMAGE
商業系の用途地域では、駅や商業施設に近いマンションとしての利便性には優れていても、購入する人のライフスタイルに合っていないと、住んでから後悔することになりかねません。かといって、郊外にあるマンションなら安心というわけでもありません。マンション用地が残るところでは新しいマンションが続々と建ったりして、資産価値を維持することが困難になることがあります。将来、どんな街づくりが行われるのか、都市計画の具体的な内容などについては、役所の都市計画課などでマスタープランを閲覧することができます。また、マンションの現地見学は一度で終わりにせず、何度か行くことをおすすめします。騒音や大気汚染、治安などについて自分の目でたしかめるとともに、周辺に住む人から話を聞くとよいでしょう。1人の意見をうのみにせず、複数の人から情報収集するのがポイントです。中には話好きな人もいて、地元に詳しい人ならではのお話が聞けるでしょう。建物の構造は、そのマンションにどれだけ耐久性があるかを知る手がかりになります。長く住むためには安心できる建物であることが前提になるだけでなく、あらゆるリスクを想定しなければなりません。眺望が楽しめ、住む人のステータスにもなる超高層マンションが増えていますが、20年後・30年後にどうなるかといった実績がない点に不安がなくはありません。メリットばかりに目を奪われてはいけません。

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