管理人はだれ！？

2019年1月28日「月曜日」更新の日記

最近マンションの建つことが増えた商業系、工業系の用途地域では、すぐ近くにホテル、風俗店、工場などが建ってもおかしくないのです。もちろん商業系の地域なら、駅や商業施設などに近く、利便性を重視する人には大きなメリットです。どちらがいいともいえません。大切なのは、自分が購入したいと思うマンションが建つ用途地域を確認し、将来のライフスタイルの変化なども視野に入れたうえで納得できるかどうかという点でしょう。地域の特性を確認すると同時に、用途地域ごとの環境にふさわしい配慮がなされているかどうかもポイントです。住居系なら周辺の町並みとの調和がとれた全体計画がなされているか、商業系なら防犯性・防音性などの点で安心して住める環境が整っているかどうかなどを確認することです。ここで意外な盲点になるのが、購入予定のマンションの"窓先"の用途地域です。すぐ目の前に高い建物が建ってしまうのは、ちょうど用途地域の境界に接していたためというケースもあります。用途地域は道路で分けられているように思われがちですが、建物の敷地の真ん中で区切られていることも多いので、用途境を確認することも大切です。また、マンションに隣接して「生産緑地」や大きな土地や駐車場などがあるところでは、そこに大きな建物が建たないとも限りません。相続や売却など、さまざまな理由によって変化する可能性は否定できません。