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どうすれば1000万円つくれるか

2019年2月9日「土曜日」更新の日記

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お金を1000万円貯める方法 2014年度の家計調査によると、2人以上の世帯の金融資産平均保有額は1182万円、単身世帯は774万円となっています。金融資産とは、預貯金・株・債券・保険などの種類で構成されています。 このなかには貯蓄ゼロの世帯が3%も含まれており、それを除くと一気に数値が上がります。「エッ?みんなそんなに貯めているの?」と思われるでしょうが、平均値ではなく中央値で算出すると、2人以上の世帯で400万円となっています。 平均値と中央値の違いですが、平均値はごく少数の高額資産保有世帯によって数値が大きく引き上げられるので、現状とかけ離れてしまいます。 一方、中央値は貯蓄額の低い世帯から高い世帯へと順に並べた場合の中央に当たる世帯の貯蓄額のことで、より実態に近い数値になります。平均値と中央値でこんなに差があるのです。 そして平均値を下回る世帯が約3分の2を占め、貯蓄が100万円未満の世帯が2・4%もあります。これが実態です。 では次に、勤労者世帯の貯蓄について説明します。 毎月の収入は平均約9万円で、社会保険料や税金を引いた手取り額は約3万円です。そこから貯蓄する金額は平均約6万円で、貯蓄率は5・7%となっています。といっても、貯めやすい年代と貯めにくい年代があるのも事実です。 人生には「貯めどき」が3回あります。 1回目......独身から夫婦のみの時代。しかし一番散財しやすい年代でもあるため、貯め癖をつけて貯めるしくみを確立する必要があります。 2回目.........子供が小学校低学年までの時期。 3回目......子供が独立して教育費が不要になった時期。子供の独立後は、老後資金を増やす最後のチャンス。この貯めどきを逃すと、資産形成できないままに年齢を重ね、老後の生活が立ち行かなくなる可能性があります。 お金を貯めるポイントは、心身ともに健康で働けるあいだはしっかり共働きをして、収入増に努めることです。たとえば、「1000万円を何年かけて貯めますか?」と問われたとき、どう答えますか? 私なら「若いときからコツコツ貯めれば3年で貯まります」と答えます。毎月2・8万円、そしてボーナス月にプラス8.4万円(年2回)を3歳から貯金をスタートすると、歳までに1000万円は必ず達成できる金額なのです(金利は含んでいません)。

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