SUMAIRINA

トップ > 元年2月> 13日

1.住宅ローンの基本を押さえよう 2

2019年2月13日「水曜日」更新の日記

2019-02-13の日記のIMAGE
この制度は国の施策に則り、国の予算に基づき実施されていて、期限が設けられています。そして「フラット35S」は満たすべき基準の内容によって、2つのプランがあり、引き下げを受けられる期間が異なります。また、「フラット35S」は、優良住宅取得の支援制度ですから、住宅ローンの借り換え時には利用することはできません。「フラット35S」は「フラット35」よりも低い金利が返済開始から一定期間適用になるので、その期間は毎月の返済がラクになります。金利の低い「フラット35S」は、これからの省エネ時代に重宝される「住宅金融商品」の1つといえます。 利用者が最も多いのは、銀行を中心とする民間住宅ローンです。取り扱う金利タイプの種類が多く、店舗もたくさんあるので非常に便利です。 特に目立つのが、ここ数年参入著しいネット銀行です。何千万円もの大金を借りるのに、担当者と直接顔を合わせることもありません。たしかに気は楽ですが、逆にそのことに不安感を抱いている方も多いようです。ネット銀行のメリットとデメリットを見てみましょう。 ネット銀行の場合、インターネットを使って住宅ローンの借入手続きをし、提携ATMを利用してお金の出し入れをします。したがって、人件費がかからず、経費を削減することができるので、一般の銀行より低金利で融資を受けることができます。さらに、保証料や繰り上げ返済手数料が無料の場合がほとんどです。一方で、デメリットは、ネットを使って自分で手続きをするわけですから、住宅会社や不動産会社の斡旋が受けられないことです。そのため、審査に時間がかかったり、個別の対応に融通が利きづらいという点があります。また、ネットに慣れていない人にとってはストレスがたまるでしょう。 ネット銀行に向いている人は、 ①平日に金融機関で打ち合わせする余裕のない忙しい人 ②ネットに精通していて自分で手続きをするのが得意な人 ③少しでもローンの金利を低く抑えたい人 などです。 多くの人が銀行などの民間ローンを利用するかと思いますので、本章では主に民間ローンを中心に話を進めていきます。

このページの先頭へ