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設計士などに事前によくチェック

2019年4月10日「水曜日」更新の日記

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築30年くらいのマンションをリノベーションする。あるいは、もとがオフィスや倉庫であったものをコンパーションする。これはリノベーションの中でも「上級編」となります。まずは購入にあたっては、初速を抑えるために「うんと安く買う」ことが必須となります。リノベーショッン費用も場合によっては1000万円をはるかに超える場合も想定されますので、物件に対する鑑識眼とリノベーション方針を購入前に明確にしておくことが重要となります。この上級編の醍醐味は、「全く違うものに大変身する」という快感です。築年数の古いマンションになると、たとえば空調方式ひとつをとっても、昔ながらのセントラル方式の空調で、自分の自由になる部分が制限されていたり、電気容量が異常に少なかったり、方式が異なったりして新しい家電に適合しない、あるいはインターネット回線を引くのにえらく手間がかかったりと、現代で普通に快適な生活をすることに制約があるケースもあります。これらの障害をひとつひとつ解決しながら、自分らしい住まいを作―上げていく意思と創造力があれば、リノベーションがもたらす効用価値は大きなものとなります。まず、発想の基本としては、床、壁、天井以外はすべてがリノベーションの対象であることです。全部取り払ってしまい、いわばスケルトンから組み立てていくこともあります。閥取りを変えるのに壁などを収り払う必要も出てきますが、壁は建物自体を支える構造壁の場合は撤去が不可能なので、設計士などに事前によくチェックしてもらうことです。

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