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どこに住んでもいい

2019年5月14日「火曜日」更新の日記

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都心に勤務先がある優良企業のビジネスパーソン層なら、もっと都心部に、会社から家賃の補助を負担してもらって、そこに住むでしょう。隠居、勇退した富裕層ならば、どこに住んでもいいでしょう。しかし、多忙な高額所得層が職住近接して住めるエリアは限られています。賃貸住宅に住む層のライフスタイルは、一定の地域に短期的に住むということが前提になっています。移動するエサ場を求めて大平原を移動していく猛獣のようです。あるいは、その猛獣の捕った餌を横取りする狡猾なキツネかもしれません。彼らは、短期滞在する時間に合わせて住まいを使い分けます。最短の場合ならば、ザ・リッツ・カールトンのような高級ホテルかもしれません。次は、サービス・アパートメント(正式には、サービスド・アパートメント)でしょうか。ウィークリーマンションやマンスリーマンションなどは使いません。その次に、普通の賃貸マンションを借りるでしょう。ハッピー・リタイアするまで、家なんて、使い捨てにする。所詮、住居費用など経費にすぎない。家なんて、世界中に安い値段であり余っている。彼らは、内心ではそう思っています。ドルやユーロ建てで日本の不動産を見ることができる人は、そのような発想をするでしよう。世界中の富裕層が、間接的に、直接的に東京都心の不動産に投資しています。彼らの価値観こそは、不動産を金融商品と同じように見ること。すなわち収益還元法なのです。東京の不動産は、ますます収益還元法で評価されるようになっています。世界中の投資家、欧米の大富豪、アラブの王族が使う手法を、もしもあなたが使えば、あなたも小金持ちにはなれるかもしれません。そのような効能が収益還元法にはあります。彼らは、大金持ちなので、投機をする必要がない。安定して儲かれば、それで十分なのです。投機なんかしなくても、投資だけで十分です。そのような彼らは、とにかく収益還元法が大好きなのです。

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