管理人はだれ！？

2019年5月22日「水曜日」更新の日記

有用な公式を公開しましょう。これは、実際にコンサルティングの現場で私がマンションの査定をするときに使っているもので、完全なオリジナルの公式です。・キャップレート(%)=l0.3X賃料(m平方メートル換算、万円単位)+2これは、8平方メートル前後の大型マンションの賃料相場を基準にして街を格付けしていくという方法論です。査定対象のマンションは、同面積の標準的なファミリータイプなら何でも構いません。仮に、その月額賃料の相場が5万円前後とします。すると...。・キャップレート(%)=I0.3x5+2=7・5%以上のようになります。ただし、これは一次関数なので、著しく賃料相場が高いエリア(賃料相場が数万円前後を超えるエリア)では不都合が生じますので注意してください。これは、「y=ax+b」という単純な関数ですから、係数や定数を変更すれば、簡単に再アレンジできるものです。つまり、時代が変われば、必ずしも、係数が-(マイナス)0.3でなくても、あるいは定数が心でなくても構いません。この一見して大雑把な関数を導くためには、実は、回帰分析その他の複雑な計算過程が必要なのですが、皆さんはそんなこと知らなくていいでしょう。私は、現在の経済情勢から鑑みて、さらにDCF法を加味した統計的な分析を行うと、この関数から導かれるレートが概ね妥当だと考えています。もちろん、経済環境が変われば、この係数と定数を変えるべき日が遠くないとも考えています。