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公庫の割増貸付が受けられる積立ての仕組みは

2019年6月1日「土曜日」更新の日記

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自己資金を貯めながら、公庫の割増貸付を受けられる積立制度があると聞きましたが、どのような仕組みですか。自営業なので国民年金の融資額も少ないし、財形貯蓄制度も利用できないので、公庫の積立制度が利用できれば助かります。その手続き、積立金額などを教えてください。公庫の通常貸付の融資額に加算して割増貸付が受げられます。これは、自営業の方とか、公庫資金をより多く利用したい方にとっては、計画的な家づくりをするのに便利な債立てといえます。その制度はっぎの二つです。あらかじめ、郵便局に毎月一定金額を二年から五年にわたって積み立てる「住宅積立郵便貯金」を行っている方のみが利用できる制度です。公庫融資(個人住宅建設資金・団地住宅購入資金・建売住宅購入資金・マンション購入資金・中古住宅購入資金)の通常貸付に比べて二七五万円(リフォームは一〇〇万円)の割増しが受けられます。受付期間は通年扱いのため、いつでも申し込めます。なお、金利は通常貸付とは異なり政令金利です。この制度の資格を得るには、①積立期間は、三、四、五年の二種類で毎月五〇〇〇円から一万二000円までの一六コースの中から一つを選び、毎月一定金額を積み立て、総額約四一万円が目標金額です。②債立預金の口座名は貸付を受ける方の名義とし、一世帯一口座です。③貸付を希望する時期(積立期間が終わる一年前から、積立期間終了後二年以内の年度)と種別(新築か購入か)を、預金開始の時にあらかじめ申請します。④公庫融資を利用するには、公庫からの融資希望年度に、郵便局から「住宅積立郵便貯金者貸付あっせん書」の交付を受け、公庫の借入申込書に添えて、中込受付期間内に公庫業務取扱店へ申し込むことになります。なお、この積立金は、マル優などの非課税以外の別枠で積み立てられるほか、通常の積立預金の利率よりも高い利率が適用され、自己資金のたしになります。

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