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ローンで買った住宅を買い換えるときの注意点

2019年6月15日「土曜日」更新の日記

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家族が成長して従来の家では狭くなったので、自宅を売却してその代金を利用し、設備のよい広い住宅を購入したいと思います。しかし、住宅ローンが残っていますので、それを返済すると、つぎに購入する住宅の頭金が不足します。現在残っている住宅ローンをそのままにして売却できますか。また、売り買いを同時に行うにはどうしたらよいでしょうか。教えてください。いま住んでいる家を売り、その代金を利用して住宅を購入することを買換えといいます。この売りと買いとの夕イミングがうまくいかないと、いろいろの不都合が生じます。たとえば、購入したい住宅を契約したが、居住中の住宅に、なかなか買い手がつかないために売り急いだり、売り値を下げなければならないはめになって、予定していた資金ぐりに支障が生じます。また、購入物件の契約代金の支払いが困難となり、契約を解除しなければならなくなって、手付金を没収された例も聞きます。また、逆に居住中の住宅が早めに売却できてしまって、つぎに居住する住宅の手当てがついていないと、買い急がざるを得ず、じっくりと選んでよい住宅を購入できなかったり、値段も売り手次第の値で高い住宅を購入してしまうことにもなりかねません。また、一時的に仮住まいをすることもあり、無駄な費用と苦労がつきまといます。買換えはこのように、資金づくりの面と住宅の売買を通じて、相手のあることだけにスムーズにいかないと、思わぬ障害が発生します。このためには、買換えのルールを知っておきましょう。

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