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新型住宅ローンはどのような借り方になったか②

2019年6月24日「月曜日」更新の日記

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①上限金利設定型。金利キャプ型ともいって、変動金利型の一種で、金利上昇があってもその上昇金利が定まっており、それ以上にならないといった変動金利型のデメリッ卜を防ぐものです。しかし、当初の融資金利は高く設定されています。②中間金利選択型。固定金利型か変動金利型かの選択に迷う人のため、それらの金利の中間金利を採用する変動金利型ですが、変動金利型のデメリ。卜を半減させる仕組みです。③固定・変動ミックス型。商品名としては「はんはんプラン」があって、一件の住宅ローンを変動金利分と固定金利分を半分ずつ借り入れるもので、金利が変動した場合の金利上昇リスクおよび下降メリッ卜は全額変動金利型に比べて半分となりますが、借入時の金利は変動金利型より高めになります。④元金据置返済方式。借入れ当初の負担を軽減するため一定期間(一年間が多い)利息のみの支払いだけとし、一定期間終了後、当初の返済期間内で完済をすませる方法です。なお、借入後、一定期間に限り元金据置方式を採用できるものとみられ、子女の教育費負担を軽減するのにも役立てられます。⑤固定金利返済期間選別方式。生命保険会社の住宅ローンには、資金供給面の長期運用が可能なことから、従来の長期プライムレートに連動しての固定金利がみられます。ただし、融資期間(一〇年以内、一五年以内など)による金利が選定されています。いずれにしても金融機関は顧客の二ーズに答える商品を発表しているので将来の金利を見極め、その商品の特性を掴み利用することが望まれます。

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