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レバレッジをかけた「よい借金」1

2019年11月7日「木曜日」更新の日記

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不動産投資は、多くの人がローンを組んで行います。これは、いわゆる「レバレッジ」を働かせて収益を上げる仕組みだといえます。レバレッジとは「てこ」のこと。あなたも、重い荷物を小さな力で動かす「てこの原理」はご存じでしょう。不動産投資も「てこの原理」を使うことで、かける力は小さくても(自己資金は少なくても)大きな収益を得ることができるのです。たとえば、3000万円の投資物件を購入するとします。自己資金を2500万円出すのであれば、ほとんど自力で重い荷物を持ち上げるようなもので、レバレッジの効果はあまりありません。ところが、自己資金500万円で3000万円の物件を購入しようとすれば、小さな力で大きなものを持ち上げるかのように「てこの原理」を活用している状態になります。このとき私たちは、同時に「時間」を手に入れています。3000万円の物件を買うために全額自己資金を用意するには0年、3年の時間が必要です。しかし、リスクを取ってレバレッジをかければ、同じ物件を「いま」手に入れることができます。こうして手に入れた時間に運用を行うことで、私たちはより大きな利益を、より早く生み出すことが可能になるのです。このような方法は、個人の不動産投資のみならず、企業活動でも普通に用いられています。デベロッパーが巨額の銀行融資を受けて土地を買い、マンションを建てて販売して収益を上げる――要はそれと同じです。『金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキ氏は、このような借金を「よい借金」と説明しています。

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