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レバレッジをかけた「よい借金」2

2019年11月8日「金曜日」更新の日記

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「利回り」の仕組みを理解する不動産投資において、インカムゲインで安定的な収益を確保していくためには、利回りのシミュレーションと適正なレバレッジ設定が大切になってきます。まず、「利回り」。不動産投資においては、「表面利回り」と「実質利回り」の2つがあります。●表面利回り物件価格に対する年間の賃料収入で、賃料収入物件価格x100〉で求められます。たとえば、2000万円の中古マンションで、年間家賃収入が200万円だとすると、200-2_000x100=10パーセント。この10パーセントが物件の「表面利回り」で、これには、物件購入時の諸費用や管理会社に支払う管理料、マンションの場合の管理費や修繕積立金などは含まれていません。通常、不動産投資の物件広告では、この表面利回りが記載されています。◎実質利回り賃料収入から管理料など必要経費を差し引いた手取り収入と、物件価格と諸費用を合わせた実買価格で計算した利回りです。{賃料収入(管理料+管理費+積立金)}(物件価格+諸費用)x100〉で求めることができます。先の例と同じく、物件価格2000万円で家賃収入が年間200万円だとして、期入時の諸費用が150万円、管理料・管理費・積立金30万円のケースで考えます。すると、(200120)(2000+150)x10017.9パーセントとなって、実質利回りは7.9パーセントであることがわかります。より利回りの高い物件ほど、収益率の高い物件だということができます。また、広告などに使われる表面利回りでは、実際のところどのくらい利益が出るかは把握しきれず、実質利回りで考えなければならないこともわかると思います。

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