SUMAIRINA

トップ > 元年11月> 11日

不動産投資に有利なローン1

2019年11月11日「月曜日」更新の日記

2019-11-11の日記のIMAGE
じつは、不動産投資の場合、ひとつの「事業」と見なされることから、「日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)」(http://www.jfc.go.jp/)のローンを利用することができます。日本政策金融公庫は、中小企業向けに事業資金を貸し出している国の機関で、民間金融機関(銀行)よりも金利が低く、全期間固定タイプであるのがメリット。民間金融機関は融資にあたって、年齢や勤務先、年収・勤続年数といった借入者本人の属性をg重要視します。そのため、転職したばかりの人や女性などはローンを組みにくいという問題がありました。ところが日本政策金融公庫は、前述のとおり不動産投資を事業と見なすため、本人の属性をあまり考慮しません。アルバイトなど非正規雇用者であっても、専業主婦であっても、不動産投資そのものの事業性が認められれば融資を受けられるのです。条件が合うなら、これを利用しない手はないと思います。ただし、デメリットもあります。融資金額が、民間金融機関よりも少ないのです。民間金融機関の場合、一般的に銀行の物件評価額の10パーセント程度まで融資してもらうことができます。本人の属性や過去の取引実績による信用如何では、それ以上の額を融資してくれるケースもあるほどです。それに対し、私の経験や周囲の投資家の話から総合的に判断すると、日本政策金融公庫の融資額はそれよりずっと少ないという印象です。具体的な審査基準は公表されないため、把握できませんが、興味があれば近くにある公庫の支店に足を運び、担当者に相談してみるとよいでしょう。

このページの先頭へ