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ホームインスペクションの可能性1

2019年11月23日「土曜日」更新の日記

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時代の変化に敏感な不動産投資家ほど、書籍を読んだり、勉強会・セミナーなどに参加して自分を磨きながら、アパート経営や今後の不動産投資の戦略を練っています。加えて、成功する新しい時代の不動産投資家に共通するのが、建物についての勉強にも熱心である点です。建物のチェックポイントや点検・メンテナンスの方法、費用対効果の高いリフォームなどなど、プロ顔負けの知識を持つ人も少なくありません。そうした意欲的な新しいタイプの不動産投資家たちの注目を集めているのが「ホームインスペクション(住宅診断)」。これは、住宅の劣化・設計・施工不良について検査・診断し、購入後の対応についてアドバイスする業務のことです。私の経営する「株式会社さくら事務所」では、日本においてもアメリカのように住宅をきちんと診断し、コンディションを把握してから取引をする仕組みを整備したいとの思いから、1999年にホームインスペクション業務をスタートさせ、2009年末現在で約2600物件(中古のみ)を手がけてきました。当初は、マイホーム購入を検討する買い主さんからの依頼が中心でしたが、ここ2年くらいは、不動産投資家からの収益物件の診断依頼が急増しています。

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