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見た目に騙されずにお金物件を1

2019年11月26日「火曜日」更新の日記

2019-11-26の日記のIMAGE
きちんと建物の品質を見極める「目」を持とうと努力すれば、不動産市場で、より良質な物件にめぐり合えるというホームインスペクションの現場の実例をひとつ、紹介しましょう。埼玉県内の築5年の木造アパート。見た目がボロボロであるため、長らく売れ残っていた物件です。そのアパートの基礎コンクリート部分には縦に亀裂が入っており、補修した跡があることがわかるでしょうか。しかし、補修部分もすでにはがれてしまい、亀裂の溝が露出しています。使用しているのは、「鉄筋探査機」といって、コンクリート内部のを鉄筋の位置が特定できる機材です。これで調べてみたところ、亀裂部分にちょうど鉄筋が入っていました。このまま放置すれば、鉄筋が水を吸って錆びが進行し、その結果、鉄筋が膨張してコンクリートを破壊してしまうだろうという段階でした。こうした現象は、建物にはよくある劣化のひとつで「爆裂現象」といいます。ただし、亀裂の幅や周辺の状況から見て、建物の構造そのものには柄大きな問題はないようでした。どうやら、亀裂部分を補修し直せば大洲丈夫のようです。部続いて、同じ物件の床下点検口を開けてみました(画像4)。

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