管理人はだれ！？

2020年2月3日「月曜日」更新の日記

使いたい家具の整理はしてありますか。機能的に美しく住まいたいという思いでリフォームするわけですから、リフォームした部屋に置くものは、その部屋にあった家具を新しく買いかえるのが理想的なのです。しかし、工事費をやっと捻出したのに、このうえ家具まではすぐには手が回らないという場合がよくあります。結婚のときに親から譲り受けた時代物の家具などの場合、機能的でなくとも愛着があります。使い勝手が悪くてもアクセントとなる見せるための家具もあります。・設計者やデザイナーから、この家具は今度の住まいにあわないから処分してほしいといわれても、捨てるにしのびないことがあります。悩み悩みしているうちに日一日とすぎてしまい、工事の日が迫ってきます。どうしましょう、捨てようかどうしようかと悩んでいる家具は、そのまま取っておいてください。工事の邪魔になるようでしたら、中身を全部出して1ヵ所に集め、大工さんや設計者と相談して場所を決めてもらって、1室に重ねておくのがいちばんよいのですが、室内に入りきらないときは、庭先の隅に置いて防水シートをかけて、雨や風から守るようにしましょう。あらかじめ打ちあわせのときに申し入れておくと、工事担当者は作業にさしさわりのない場所を確保してくれるし、防水シートも持ってきてくれます。捨てようか捨てまいか悩んだ家具は、工事が完成して家具を配置してみたときに、がまんできないほど不釣り合いだった場合にあらためて処分すればよいのです。